こんにちは!仮想通貨ブロガーのビクトリーペンギン(@vicpen_blog)です。
最近、ネットニュースなどでよく目にするようになった「ビットコイン半減期」。
騒がれているものの、「半減期とは一体何?」「価格にどんな影響があるのだろう?」と不安に思っている方も多いかもしれません。
最初は何のことか分からなくても大丈夫!
ここでは「ビットコイン半減期」について、初心者さんにもしっかり理解してもらえるよう順を追って解説していきます!
【本記事の内容】
・ビットコインが発行される仕組みは?
→マイナーによるマイニングと言われる手法で、新規発行されています。
・半減期とは?
→マイニングによって新規発行されるビットコインの枚数が半分になることです。
・半減期はいつ?
→明確に日程は定められていませんが、4年に1度のペースで起こっています。
・半減期とビットコイン価格の関係は?
→半年から翌年にかけて大きく上昇しています。
・半減期との向き合い方は?
→過度に期待せず、長期的に保有しておきましょう。
ビットコインが発行される仕組み
半減期を解説するにあたり前提として知っておいていただきたいのが、ビットコインの発行方法です。
皆さんはビットコインがどのようにに新規発行されているかご存知でしょうか。
考えたことなかったなぁ。
確かにビットコインはモノとして存在しないから、お札のように刷るわけにはいかないよね。
そうだよね。
ビットコインの新規発行は鉱石の採掘をイメージしてもらうととても分かりやすいんだ。
金などの鉱石は、地球に存在する鉱山から採掘者(マイナー)が採掘(マイニング)することで世の中に流通していきます。
ビットコインにはブロックチェーンという技術が使われており、ブロック化された取引情報がチェーン状に繋がれて管理されています。
ビットコインではこの”ブロックを作る”作業をマイニングと言い、マイニングを行う人のことをマイナーと言います。
そしてマイニングによってブロックを作ったマイナーは、報酬として新規発行されたビットコインを受け取ることができます。
半減期とは
ビットコインの仕組みについて何となく分かったかな。
ここから、今回の本題である「半減期」について解説していくよ。
先ほどまでのお話で、ビットコインはマイニングという手法で新規発行されているとお伝えしました。
半減期とはズバリ、マイニングによって新規発行されるビットコインの枚数が半分になることです。
半減期が起こるたびに、マインイングによってマイナーが得られる報酬が半分になっていきます。
ビットコインは発行できる上限が2100万枚と定められており、これを超えて新規発行することはできないようになっています。
これは際限なく新規発行されて市場のビットコイン量が増え、価値が下がることを防ぐために定められました。
発行上限に近づくたび、「半減期」によって新規発行されるビットコインを減らしていき、世の中に存在するビットコインの量が増えすぎないように調節しているのです。
そうなんです。
権力者の都合の良いようにビットコイン量がコントロールされることはないから、システムによる管理の方が安全だと言えるね。
新しく発行される枚数が半分になるということなので、すでに発行されているビットコインの数には影響はないよ。
持っているビットコインの量が減るわけではないから、そこは安心してね。
半減期はいつ?
ビットコインの半減期が起こる日程は明確には定められていません。
日程で決まっているわけではなく、規定の枚数のビットコインが発行されると半減期に突入する仕組みになっています。
その通りです。
でもビットコインが誕生してからこれまでに半減期は4回起こっているから、周期を予測することはできるよ。
これまでの半減期は2012年、2016年、2020年、2024年と4年に1度のペースで起こっています。
次の半減期は2028年に起こると予想されています。
半減期とビットコイン価格の関係
半減期はビットコインにとって一大イベントで、半減期以降は価格が大きく上昇するんだ。
すでに持っている人も、半減期以降にどのような価格変動が起こるかは知っておいた方が良いよ。
過去の例では、半減期から約1年で価格が最低でも約4倍、最高で約100倍にまで上昇しています。
過去の半減期の例を1つずつ見ていきましょう。
1回目の半減期(2012年)
初めて半減期を迎えたのは2012年11月でした。
マイニング報酬は50ビットコインから25ビットコインになりました。
この頃はビットコインの認知度があまりなく、取引も活発ではなかったためか、半減期を迎えた後しばらく大きな価格変化は起こりませんでした。
しかし半減期から約1年経過した時点で大きく上昇し、半減期前と比べて約100倍になりました。
2回目の半減期(2016年)
2回目の半減期を迎えたのは2016年7月でした。
マイニング報酬は25ビットコインから12.5ビットコインになりました。
この頃にはビットコインの認知度も高まってきており、半減期後からゆるやかな上昇を見せ、半年から1年後にかけて上昇傾向は顕著に見られています。
1年経過した時点での価格は、半減期前と比べて約4倍になりました。
3回目の半減期(2020年)
3回目の半減期を迎えたのは2020年5月でした。
マイニング報酬は12.5ビットコインから6.25ビットコインになりました。
半減期後は2回目と同様にゆるやかに上昇し、半年後から上昇傾向は顕著に見られています。
1年経過した時点での価格は、半減期前と比べて約6倍になりました。
4回目の半減期(2024年)
4回目の半減期を迎えたのは2024年4月でした。
マイニング報酬は6.25ビットコインから3.125ビットコインになりました。
これまでの傾向からすると、半年後である10月ごろから翌年にかけて大きく上昇することが予想されます。
半減期前後は相場の動きが激しくなる傾向にありますが、半年や1年単位で長期的に見ると、いずれも価格は大きく上昇していることが分かります。
過去2回分のデータを参考にすると、2025年での価格は1ビットコインあたり3000万円〜4000万円、もしくはそれを上回る可能性もあるでしょう。
半減期との向き合い方
ここまで、半減期とは何か、いつ起こるのか、価格との関係について解説してきました。
ビットコインにとって半減期は一大イベントなので、それだけ世の中から注目されて取引量も増加します。
長期的に見れば間違いなく価格は上がっていますが、短期的に見れば大きく下落することも多々あるでしょう。
半減期後の上昇に過度に期待するのも良くないですし、少し下がったからといって慌てて売ってしまうのも良くありません。
ぜひみなさんにはこの機会にビットコイン投資を始めていただいて、半減期後も長期的に保有していただければと思っています。
僕はビットコインが将来的に1億円を突破すると考えているため、どのような価格変動があったとしても売らず、むしろ買い増しし続けます。
半減期後の価格上昇に全てを賭けて一時的に投資するのも手ですが、個人的には長期的に保有しておいた方が5年〜10年後に得をすると思っています。
半減期を迎えるたびにビットコインの希少性が増し、時間が経つほどに世の中での認知が高まり需要は上がります。
ビットコイン投資を始めるのは早いに越したことはないというのは言うまでもありません。
少額でもビットコイン投資を始めてみるととても楽しいですよ!
・ビットコインが発行される仕組みは?
→マイナーによるマイニングと言われる手法で、新規発行されています。
・半減期とは?
→マイニングによって新規発行されるビットコインの枚数が半分になることです。
・半減期はいつ?
→明確に日程は定められていませんが、4年に1度のペースで起こっています。
・半減期とビットコイン価格の関係は?
→半年から翌年にかけて大きく上昇しています。
・半減期との向き合い方は?
→過度に期待せず、長期的に保有しておきましょう。
これでビットコインの半減期についての解説は終わりになります。
ここまで読んでくださりありがとうございました!