こんにちは!仮想通貨ブロガーのビクトリーペンギン(@vicpen_blog)です。
仮想通貨について調べていると、よく目にする「イーサリアム」。
名前を聞いたことはあっても、イーサリアムについてよく知らないという人は多いのではないでしょうか。
イーサリアムについてしっかり理解しようとすると、技術的な解説や専門用語を避けては通れません。
ですがここではしっかり理解することではなく、イーサリアムの概要についてざっくりと理解してもらうことを目的としたいと思います。
この記事の内容を理解していただければ、イーサリアムの概要はバッチリです!
これを読んでさらに詳しく知りたいと思ってもらえたらとても嬉しいです!
【本記事の内容】
・イーサリアムとは?
→仮想通貨界の不動の2位。
・イーサリアムの特徴は?
→分散型アプリケーションのプラットフォームです。
→スマートコントラクト機能を持っています。
・ビットコインとの違いは?
→使用用途が異なります。
→発行上限が設定されていません。
→開発者が明確になっています。
→送金速度が異なります。
・イーサリアムの将来性は?
→日々アップデートされており、将来性は非常に高いです。
イーサリアムとは?
イーサリアムは、ビットコイン53%に次ぐ17%のシェアを持ち、2位の時価総額を誇るコインです。(2024年7月時点)
仮想通貨市場で不動の2位の地位を守り続けており、ビットコイン以外のコインの中ではトップのシェアを占めています。
また、後で詳しく解説しますが、ブロックチェーンやスマートコントラクトといった利便性・安全性に優れた機能も備わっています。
そのため、様々な企業がアプリやゲームなどの開発を進めており、業界を問わず高い期待を寄せられているコインです。
イーサリアムの特徴
分散型アプリケーションのプラットフォーム
イーサリアムは、みんなでコンピュータを分散管理する「分散型アプリケーション」の技術を有したプラットフォームの名称です。
イーサリアム上で、誰でもアプリやゲームを作ることができます。
良い着目だね。
実はイーサリアムというのはコインの正式名称ではなく、プラットフォームの名前なんだ。
イーサリアムというのはプラットフォームの名称、そのプラットフォーム上で使用される通貨が「イーサ(ETH)」と呼ばれます。
日本ではどちらもイーサリアムと呼ばれていますが、コインの正式名称は「イーサ(ETH)」です。
ふむふむなるほど。
分散型アプリケーションという言葉があったけど、それは何なの?
従来のゲーム会社のように開発者が管理しているわけではないため、不具合やアップデートによるメンテナンスがあっても停止することなく、常に稼働し続けることができるという強みがあります。
さらに、ブロックチェーン技術によって、誰が誰にいくら送金したかといった取引記録が全て記録されています。
全ての取引記録をユーザー全員が見ることができ、お互いがお互いを常に見張っている状態になるため、不正や改ざんに極めて強いです。
スマートコントラクト機能を持っている
ブロックチェーン上で様々な契約を自動で実行できるスマートコントラクトという機能は、イーサリアムで欠かせない重要な仕組みの一つです。
ユーザーがあらかじめ定められた行動をとった場合、それに従った動作を自動で実行するようプログラムされています。
自動販売機では、お金を入れて飲み物を選択すると、自動的に飲み物が出てきます。
この場合、「お金を入れる」「飲み物を選択する」という定められた行動をとったときに、「飲み物が出る」という動作が行われていることになります。
つまり売買という契約をプログラムによって自動化しているわけです。
このように、ブロックチェーン上で自動的に契約を実行する機能のことを「スマートコントラクト」と言います。
自動で実行されるようプログラムされているため、お金を払ったのにサービスを受け取れなかったという心配はありません。
さらに対面でありがちな、払った払わなかったトラブル、持ち逃げなどが一切できないようになっています。
そうなんだ。
安全性に優れているだけでなく、銀行や管理会社を間に挟まないから迅速な取引が可能になっているよ。
ビットコインとの違い
ここまで、イーサリアムの特徴と仕組みについて解説してきました。
確かにそうだね。ここからは仮想通貨の顔であるビットコインとイーサリアムを比較していくよ。
イーサリアムの特徴をより深く理解していこう!
使用用途の違い
ビットコインは価値を保存し、通貨としての使用を主な目的として開発されました。
一方イーサリアムは通貨として使用することではなく、さまざまなアプリケーションの開発ができることが最大の強みとなっています。
イーサリアムの技術を使って、ゲームを作ったり、コインを発行したり、サイトを作ったりすることができるのです。
さらにみんなで分散管理しているため、誰でも作れて誰でも使えます。
誰でも使えるのはいいね。
お互いに作ったゲームをプレイし合うのも楽しそう!
価値の保存や通貨として使われるビットコインと、アプリを開発できるイーサリアム。
それぞれの使用用途に明確な違いがあるんだね!
発行上限が設定されていない
発行上限が設定されているか否かというのも、ビットコインとイーサリアムの大きな違いです。
ビットコインは希少性を担保するため、開発当初から発行上限数が2,100万枚と決められています。
一方、イーサリアムにはこのように発行上限は定められていません。
イーサリアムの場合は発行上限を設定するのではなく、「バーン(焼却)」と呼ばれる方法で供給量を制限しています。
送金などを行った際に発生する手数料の一部を、完全に世の中から消してしまうという仕組みです。
開発者が明確になっている
ビットコインの開発者は「サトシナカモト」という人ですが、これは匿名であり本名や国籍などの素性は明らかになっていません。
一方、イーサリアムは「ヴィタリック・ブテリン」という開発者が実在します。
彼は通貨をみんなで分散管理するビットコインから着想を得て、コンピュータを分散管理するイーサリアムを開発しました。
彼はお気に入りだったゲームのキャラが運営会社によって弱体化されたことで、運営会社に権力が一点集中していることに疑問を感じたそうです。
それがみんなで分散管理するビットコインに興味を持ったきっかけになったと言われています。
送金速度の違い
イーサリアムに限らず、仮想通貨は取引の注文を承認されると送金されます。
仮想通貨にはたくさんの種類がありますが、それぞれ送金される速度が違います。
仮想通貨の顔とも言えるビットコインは10分程度で送金完了となるのに対し、イーサリアムは15秒程度だと言われています。
送金頻度が高い人やスピーディーに取引したい人には、特に向いているコインです。
イーサリアムの将来性
結論から言うと、イーサリアムの将来性は非常に高いです。
これまで解説してきたような機能面でも世界中から期待を寄せられていますし、長年仮想通貨の2位を守り続けてきたという信頼もあります。
さらに、イーサリアムは定期的にアップデートされています。
ネットワークの処理速度や安全性を強化するアップデートが行われており、利便性・安全性ともにますます向上しているのです。
そんなイーサリアムの姿勢もあり、世界中の天才たちがイーサリアムというプラットフォーム上でアプリやゲームを開発しています。
面白いゲームやアプリがますます開発され、利便性も高く、スマートコントラクトやブロックチェーンといった最新技術によって安全性も担保されている……このようなイーサリアムですから、将来的に伸びる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
・イーサリアムとは?
→仮想通貨界の不動の2位。
・イーサリアムの特徴は?
→分散型アプリケーションのプラットフォームです。
→スマートコントラクト機能を持っています。
・ビットコインとの違いは?
→使用用途が異なります。
→発行上限が設定されていません。
→開発者が明確になっています。
→送金速度が異なります。
・イーサリアムの将来性は?
→日々アップデートされており、将来性は非常に高いです。
この記事を読んで仮想通貨やビットコインについて興味を持った人は、こちらもぜひ読んでみてください。
初心者の方にも分かりやすく解説しています!
これでイーサリアムについての解説は終わりになります。
ここまで読んでくださりありがとうございました!