ビットコインに興味があっても、いつ始めたら良いか分からないという人は多いと思います。
損しないよう安い時に買おうと思っても、もっと安くなるんじゃないかと思って手を出せなかったり、ビットコインについて調べるのが面倒くさくなって後回しにしている人も多いことでしょう。
僕はビットコインに興味を持ってから始めるまでに4年ほどかかっているので気持ちはよく分かるのですが、「もっと早く始めていれば…」と心のどこかで考えてしまっています。
そんな僕が強調したいのは、ビットコイン投資を始める最適なタイミングは「今」です。
興味を持っているのなら、一歩踏み出すのは早ければ早いに越したことはありません。
ここではリスク管理も含めて、始めるタイミングを迷っている人の背中を押せる記事を書いていきたいと思います。
【本記事の内容】
・先行者利益とは?
→早い段階で市場に参入した人が多くの利益を獲得することです。
・今からでも先行者利益を得られる?
→まだ参入者が少ないため、十分利益を狙えます。
・購入した後に下がる可能性があるのでは?
→もちろんありますが、それでも早いうちから投資し始めた方が良いと考えます。
・適切なリスク管理は?
→ドルコスト平均法で少しずつ買っていきましょう。
→ビットコインの知識を身につけることも大切です。
・今後どのように価格変動していくと予想される?
→信頼性と需要が増し、右肩上がりになっていくと予想されています。
先行者利益とは
始めるのは早ければ早いほど良いと考える大きな要因として、「先行者利益」という概念があります。
先行者利益とは、先に市場に参入した人が市場を独占し、より多くの利益を獲得することです。
新規市場はライバルが少ないため、後から始める人よりも有利に物事を進めることができます。
2024年現在、たくさんのファンを抱える有名YouTuberのほとんどは2010年から2016年ごろに参入した人たちです。
「HIKAKIN」「はじめしゃちょー」「東海オンエア」「フィッシャーズ」など、トップYouTuberと言われる人たちはもれなく先行者利益を得ています。
まだ市場が成熟しきっておらず、自らが先駆者となった人たちですね。
この概念はビジネスやYouTubeだけでなく何事にも当てはまり、ビットコインも例外ではありません。
今でこそ1BTCは1,000万円付近の価格となっていますが、2010年は約5円、2016年は約10万円ほどでした。
ここから分かるように、同じ金額を投資するにしても、10年前と今とでは買うことのできるビットコイン量は全く違うのです。
まだ安かった頃に買っていた人に追いつこうと思うと、数倍の金額を投入しなくてはならないということになります。
今からでも先行者利益を得られるのか
先行者利益が重要だと言っても、問題は今から参入して先行者利益を得ることができるのかということです。
結論からお伝えすると、今からでも先行者利益を得られる可能性は十分すぎるほどにあります。
始めるにはもう遅いと言われがちなビットコインですが、個人だけでなく巨大企業や機関投資家が価値を認め始めたのはここ最近のことです。
実際に、2024年になってからビットコインを買う企業が出てきたり、国の年金機構がビットコインを投資対象に検討したりと、ようやく徐々に価値が認められてきています。
また、個人に限って考えても、仮想通貨を保有している人は日本人の約4%、世界でも約5%とごく少数です。
みんなが価値に気づいて参入してからでは、大きな利益を得ることは難しくなります。
ライバルが少ない今のうちに参入しておくことで、より多額の先行者利益を得られるでしょう。
ビットコインの価格は上がり続ける
このように不安に思っている人もいると思います。
もちろん投資である以上、タイミングによっては購入してすぐに価格が下がる可能性はゼロにはできません。
ですがそれを踏まえても、ビットコイン投資を始めるのは早ければ早いほど良いというのが僕の考えです。
ビットコインは発行上限があるため希少性があるため、インフレを起こして価値が下がることがありません。
さらに不景気や戦争などによって、ドルや円などの法定通貨の価値が不安定になると、価値が担保されているビットコインの需要が増していきます。
実際に、2022年にはバブルが弾けて価格が下がっていますが、2024年には問題なく過去最高値を更新しています。
現在は1BTCあたり1000万円ほどですが、将来的に10億円を超えると予測する専門家もいますし、僕も最低1億円はいくだろうと考えています。
さらにアメリカでビットコインの現物ETFが承認されたり、国の準備金としてビットコインが検討されたりと、多くの人や国が価値に気づき始めています。
ビットコインの仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひお読みください。
初心者さんにも分かりやすいよう、基本から丁寧に解説しています。
適切なリスク管理
そこでおすすめしたいのが、資金を分散し、少しずつタイミングをずらして購入していくことです。
この手法を「ドルコスト平均法」と言い、平均取得単価を減らすことのできる非常に有効な方法です。
あらかじめ一定の金額を設定しておくことで、暴落した時にたくさん安く買い増すことができるのです。
また、このようなテクニック的な手法ではなく、ビットコインについてきちんと知っておくことも重要です。
「なぜ注目されているのか」「どのように技術的に優れているのか」「どんな仕組みになっているのか」を知っておけば、ビットコインに対する信頼がより強固なものになり、価格が下がったときに狼狽売りしてしまうことを避けられます。
投資で損するのは、高値で買って安値で売っていることが原因の全てだと言っても過言ではありません。
ビットコインについて知っておくことは、長期投資を行う上で強力な武器になるでしょう。
価格変動率(ボラティリティ)が縮小する可能性がある
ここまでお伝えした要因から、今後時間が経過すればするほど、ビットコインのボラティリティは縮小していく可能性があります。
・発行上限が2,100万枚と定められているため希少性があり、売り圧力が制限されると考えられる。
・企業や国が資産として購入したビットコインは、短期的な売買はされにくいと考えられる。
・ビットコインの需要が高まるため、大きく下がりきる前に買い支えられる。
下落幅が落ち着くのは良いことですが、上昇幅はどうでしょうか。
世間がビットコインの価値に気づき、認知と信頼が拡大するということは、同時に価格が高騰するということになります。
1BTCあたりの金額が高くなるので、僕たちのような個人は多く購入することができなくなります。
安い時期にすでに買っている人は良いですが、新規参入する敷居がどんどん高くなっていくことも事実です。
そのため、半減期後のバブルで20倍だったものが次のバブルでは10倍、その次のバブルでは5倍…というように、大きく稼げるチャンスは年々減っていっているということもできます。
それでも需要は尽きないので下がり続けることはないでしょうが、ドカンと大きく上昇するのではなく少しずつ上昇していくことになることが予測されています。
・先行者利益とは?
→早い段階で市場に参入した人が多くの利益を獲得することです。
・今からでも先行者利益を得られる?
→まだ参入者が少ないため、十分利益を狙えます。
・購入した後に下がる可能性があるのでは?
→もちろんありますが、それでも早いうちから投資し始めた方が良いと考えます。
・適切なリスク管理は?
→ドルコスト平均法で少しずつ買っていきましょう。
→ビットコインの知識を身につけることも大切です。
・今後どのように価格変動していくと予想される?
→信頼性と需要が増し、右肩上がりになっていくと予想されています。
これで解説は以上になります。
ここまで読んでくださりありがとうございました!