ビットコイン

ビットコインはなぜ注目されているの?仕組みと価格が上昇する理由

 

この記事で分かること
  • ビットコインが注目されている理由
  • 価格上昇が期待される要因
  • 急速に普及していくと予想される理論

 

日々注目を集め、認知と普及が拡大してきているビットコイン。

将来の可能性に期待する声がある一方で、なぜ注目されているのか、何がすごいのかがわからないという人も多いと思います。

男の子
男の子
実際、名前は知っているけど仕組みまでは知らない人がほとんどなんじゃないかな。

 

これだけ世界中から注目されている理由は、”ビットコインの仕組みと将来性”にあります。

将来的に成長が予想され、価格上昇が期待されているため、需要が高まっているのです。

この記事では、ビットコインの仕組みと将来性に焦点を当てながら、なぜ注目されているのか理由を解説していきます。

女の子
女の子
価格が上がる背景を理解することで、今後の投資において大きな武器になることは間違いないよ。

それではこれから詳細に解説していきます!

 

注目されている理由

ビットコインが注目されている理由として、次の4点が挙げられます。

  1. 発行枚数に上限が定められている
  2. 特定の国に依存しない
  3. 改ざんなどの不正に強い
  4. 銀行を介さずに世界中に送金できる

 

発行枚数に上限が定められている

ビットコインは、発行上限が2,100万枚と定められています。

これはあらかじめ仕組みとしてプログラムされているので、それ以上発行されることはありません。

政府の政策で発行される法定通貨と異なり、あらかじめ上限が決まっているのでインフレすることがないのです。

ビクペン
ビクペン
インフレとは、市場に出回る通貨の数が増え、価値が下がることだよ。

流通する通貨が増えると、同じモノやサービスでも値段が上がるため、通貨の価値が下がります。

実際に日本円をはじめとする法定通貨は毎年数%ずつインフレしており、徐々に価値が薄まっているといえます。

一方、先ほどお伝えした通りビットコインの数には上限があります。

さらに約4年に1度、ビットコインの新規発行量が半分に減少する「半減期」というイベントがあり、その度に供給量が減少していきます。

このように、宝石と同じようにビットコインには希少性があり、価値が担保されているのです。

 

特定の国に依存しない

ビットコインは発行主体がなく、どこの国にも依存していません。

そのため国家の揉め事よる影響を受けず、権力によってコントロールされることがないのです。

男の子
男の子
非中央集権であり、ユーザーみんなによって管理されているんだよ。

法定通貨は国によって管理されているため、信頼と正しい政策があってはじめて価値が成り立ちます。

逆にいえば、国の信用力を失って世界での立ち位置が悪くなったり、金融政策を誤ったりすると、通貨の価値が大きく下がってしまうということです。

女の子
女の子
実際に、ジンバブエでは政府が紙幣を発行しすぎて価値がゼロになったり、トルコでは1年で価値が半分にまで下がったりしているんだ。

日本に住む私たちにはあまり馴染みがないかもしれませんが、現実に世界ではこういった問題が起こっているのです。

どこの国でもこういった可能性はゼロではないため、資産を守るために考慮しておかなければならない問題です。

特定の国に依存しないビットコインは、国家破綻のリスクヘッジとしても優れていると言えるでしょう。

 

改ざんなどの不正に強い

ビットコインの取引には、「ブッロクチェーン」という非常に優れた技術が用いられています。

ブロックチェーンとは、取引履歴をひとつのかたまり(ブロック)にし、それらのブロックをチェーン状に繋げることで記録する仕組みです。

「ビットコインの送金元や送金先、取引日時、取引量」といった取引情報が、チェーン状に結びついているのです。

男の子
男の子
なるほど。でもなぜブロックチェーン技術が仮想通貨に用いられているの?
ビクペン
ビクペン
それはデータの改ざんや不正に強く、取引履歴を記録しておくのに適しているからなんだ。

ブロックチェーンは、最初から現在に至る全ての取引記録がチェーン状に記録されているため、断片的な改ざんを行うことができません。

どこか1つのブロックを改ざんできたとしても、その前後が繋がらず、辻褄を合わせることができないのです。

男の子
男の子
じゃあ途中のブロックを改ざんしたら、辻褄を合わせるために以降のブロックも全て改ざんして繋げなくちゃいけないってことか…
ビクペン
ビクペン
そうなんだ。ただでさえチェーンを1つ繋ぐのにも膨大な暗号を解読しなくてはならないのに、それをずっと続けるのは事実上不可能だよ。

シンプルな仕組みながらも不正にとても強い「ブロックチェーン技術」は、まさに革新的な技術なのです。

 

銀行を介さずに世界中に送金できる

ビットコインは24時間365日いつでも、世界中どこにいても送金することができます。

さらに銀行を介した通貨の送金よりも、ビットコインの送金は手数料が安く、スピードも段違いに速いです。

女の子
女の子
ビットコインの送金は、インターネットさえあればほんの数十分で完了できるんだ。

銀行を介さない送金は日本人にはあまりメリットに感じないかもしれませんが、海外に出稼ぎに出ている人や銀行口座を持てない人たちにとっては大きなメリットになります。

また、ビットコインは世界共通で両替の必要がないため、為替コストを気にしなくて良いというのも嬉しいポイントです。

 

価格上昇が期待される要因

価格上昇が期待される要因は、次の4点です。

  1. 世界中で認識が改められる
  2. 希少性がどんどん増していく
  3. 世界情勢・通貨危機の備え
  4. 国や大企業が資産として保持していく
ビクペン
ビクペン
まとめると”需要が拡大していくと予想されるから”ということになるんだけど、これから1つずつ紹介していくよ!

 

世界中で認識が改められる

これまでビットコインをはじめとする仮想通貨は、”投資”ではなく”投機”として捉えられてきました。

一般的に、

✅資産的価値があるという考えのもと、長期的に投資を行うのが投資

✅価格変動にのみ着目し、短期的に利益を狙うのが投機

男の子
男の子
要は、ビットコインはきちんとした資産ではないという認識だったんだね。

 

ですが2024年以降、この認識は大きく改められることとなりました。

2024年1月にはビットコイン、5月にはイーサリアムの現物ETFが承認され、アメリカでこれらが正式な投資商品として認められたのです。

それに伴い、個人投資家だけでなく、機関投資家や大企業もビットコインを積極的に買う姿勢を見せています。

この認識の改めは今後ますます加速していき、ビットコインが怪しいというイメージがなくなるのも遠い未来ではないかもしれません。

 

希少性がどんどん増していく

ビットコインには発行上限があること、半減期によって供給量が減少していくことはお伝えした通りです。

これだけでも希少性は増していることになるのですが、それに拍車をかけているのが需要の拡大です。

より詳細には、”ビットコインを売らずに長期保有する人”が年々増えています。

ビットコインの持つ特徴、技術の素晴らしさ、将来的な可能性から、ビットコインを長期的に持っておきたい人が増えているのです。

ビクペン
ビクペン
ビットコインの長期的な成長を確信している人ほど、将来に備えてずっと持っておきたいと考えるよね。

 

売る人が少なくなるということは、値段を高くつけないと買えないということになります。

買いたい人が増えるということは、価格が大きく下がる前に買われることになるので、暴落する可能性が減少することになります。

現在の価格は1,000万円前後ですが、売りたい人が減り、買いたい人が増えれば将来的に1億円にも到達する可能性は十分にあるでしょう。

取引所で安い金額から購入できるのも、今のうちだけなのかもしれません。

 

世界情勢・通貨危機の備え

どこの国にも依存しないビットコインは、戦争などの有事の備えにも適しています。

現実問題として、2024年といえど世界は安全とは程遠く、各地で戦争が起こっています。

戦争にまでならなくても、国家間の関係が悪化すれば金融制裁が起こったりして、資産が危険に晒される可能性は十分に考えられるのです。

女の子
女の子
ロシアとウクライナの戦争ではEUやアメリカがロシアに対し、輸出制限や銀行凍結などの制裁を行ったことは記憶に新しいよね。

また国家の関係悪化以外にも、政策の悪化や極度のインフレにより、自国の通貨価値が無くなってしまう可能性もゼロにはできません。

せっかく貯めていた自国通貨の価値がゼロになってしまっては、それまでいくらたくさん持っていようとも全て無意味になってしまいます。

このような最悪の事態のリスクヘッジとして、どこの国家にも依存しないビットコインは需要が増しているのです。

 

国や大企業が資産として保持していく

ビットコインは正式な資産としての価値が認められつつあるため、投資しているのはもはや個人だけではありません。

世界中の大企業や機関投資家、国家までもが、資産の運用としてビットコインに注目し始めているのです。

例を挙げると、アメリカの「マラソン・デジタルホールディングス」という大企業は、ビットコインのマイニングを事業として行っています。

また、世界最大規模の資産運用会社である「ブラックロック」も、ビットコインの世界最大ファンドになっています。

ビットコインに注目しているのは企業だけではありません。

アメリカのトランプ前大統領が「ビットコインを国家戦略的な備蓄に充てる」と発表したり、香港の証券先物委員会(SFC)の最高経営責任者が「ビットコインは代替資産となりうる」という考えを示したりと、国家規模でその需要は増しています。

ビクペン
ビクペン
少し時間はかかるかもしれませんが、ビットコインを資産運用の一部として保有する動きは、今後ますます増えてくることでしょう。

そうなった時に需要がどうなるか、価格がどうなるかは、想像に難くありません。

 

一度火がつくと急速に普及していくと予想される

ここまでビットコインが注目されている理由、需要が増加している要因について解説してきました。

ですがビットコインはまだ世間的に認知されておらず、仮想通貨を保有している人は日本人の約4%、世界でも約5%とごく少数です。

これは人々がビットコインを難しいもの、危険なものだと考えており、仕組みや価値をきちんと理解している人が少ないということを表しています。

女の子
女の子
ここまで読んでくださった方は、ビットコインが注目される理由について理解していただけたと思います♪

仕組みや価値を理解しようとせず「何となく怖い」と敬遠している間にも、ビットコインの価値に気づく人は増え、価格もどんどん上がり続けています。

 

ビットコインに限らず、サービスや新技術などの普及は、直線的な右肩上がりで進むわけではありません。

普及理論については様々な研究がありますが、ビットコインにも当てはまると言われているものの一つに「S字カーブ理論」があります。

その名の通り、普及プロセスはS字カーブを描くように進んでいくという理論です。

S字カーブ理論:多くのサービスや商品、技術に当てはまる性質の一つ。

発展・普及ペースが、はじめは緩やかだがその後急激に成長し、やがて再び緩やかになるというもの。

男の子
男の子
総務省によると、日本でスマホが普及し始めたのは2010年ごろですが、数年経たずして急速に普及し、ほとんどの人が持つようになりましたよね。

S字カーブ理論に従うと、ビットコインはまだ爆発的に普及するフェーズに入っていませんが、一定ラインを超えた後は急速に普及していくと予想されます。

スマホと違って仮想通貨は生活必需品ではないため、火がつくには少し時間がかかるかもしれませんが、いずれ広く普及することは間違いないでしょう。

 

【まとめ】ビットコインの注目は今後加速していく

ここまで解説してきたように、ビットコインには独自の特徴や仕組みがあり、注目される理由となっています。

また、需要が増す一方で供給量は減少するため、ますます希少性が高まっていくこともお伝えしました。

ビットコインを欲しい人が増えていく=需要

市場に流通するビットコインの枚数=供給

ビクペン
ビクペン
この2つの要因が合わさることで、将来的に成長していくことが期待されるんだったね。

将来性が明るいとはいえ、投資である以上少なからずリスクはあるので慎重な判断は必要です。

興味が湧いたからもっと詳しく知りたい!という方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

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これで解説は以上になります。

ここまで読んでくださりありがとうございました!